2012
02.10

クイーンカップ

先週の馬場を見る限り、ポイント3(「重賞アプローチ式 2012データブック」 P.39)は今年は適用しないほうが良さそうです。
ポイント1の該当馬が毎年走るのは、今の時期の馬場状態に加え、この時期の3歳戦では体力の完成度のアドバンテージを得られるからですから、今年も注目できるポイントです。
ポイント2に関しては「前走4着まで」に修正した方が今年は当たりそうです(笑)

馬場読みについて、ひとつ気になったので一言。
たしかに先週の馬場は、インコース、先行有利は明らかでしたが、クイーンCに関しては「先行有利」がそのまま引き継がれるとは限りません。
なぜなら、東京新聞杯を先行して押し切った2頭は古馬。
3歳牝馬で同じ芸当をするには、相当の体力の完成度を持っているか、レース自体が東京新聞杯以上に先行馬に楽な軟弱なペースになることが要求されます。
普通のペースであれば、穴を出すのは、先週の東京新聞杯でいえば、3、4着になった馬のようなタイプで内よりの枠を引いた馬ではないでしょうか。
 

*当コラムはすべて無断転用、推奨馬情報等を無断で流布することを一切禁じます。

各ポイントの詳細は単行本「重賞アプローチ式 2012データブック」をご参照ください。

「ブラッドバイアス血統馬券プロジェクト」では各ポイントや血統、戦歴、オッズなどを総合的に判断した亀谷の注目馬、最終見解がご覧いただけます。

サンプルはこちら⇒(ステイヤーズSのページ)

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2012
02.10

東京新聞杯 回顧

今年もポイント1(「重賞アプローチ式 2012データブック」 P.35)該当馬が1-3着を独占。前走重賞3着以内馬は全滅に終わりました。
ポイント2に書いたように、トラックバイアスの影響も出たレースで、1桁馬番が上位を独占しました。

以下「ブラッドバイアス血統馬券プロジェクト」に掲載したコラムです。

過去5年の当レースは、前走重賞で3着以内の馬は12頭出走して、3着以内はゼロ。一方、4着以下の馬は8頭馬券になっています。
通常は、前走3着以内馬の方が成績はいいのですから、当レース独特の傾向といえます。
当レースで3着以内馬の相性が悪いのは、京都の芝1600m(主に金杯)との関連性が薄い事と、メンバーのレベルが拮抗しているので、前走では凡走して余力を残している馬の方が有利だと考えられます。
一方、オープン特別組は、重賞よりも相手が軽いので、むしろ6着以内には走っているある程度好調な馬の方が好走確率は上がります。
血統面ではロベルト、キングマンボの血が目立ちます。

推奨馬はヒットジャポットです。前走は苦手な中山で3着。余力は十分ですし、不向きな条件ながらも3着には走っているのは、充実の証です。
母のタイキトゥインクルは6歳で初めて重賞で馬券になったように晩生の血統馬。まだまだ上積みが見込めます。父はレコードホルダーのダノンシャンティを出しているフジキセキというのも強調材料です。

ガルボはスタミナ血統ながら、自身は1600m以下の方が適性の高い馬。当レースは血統は中長距離指向が強く、1600以下の方が成績の良い馬が走りやすい傾向のレースです。
土曜の馬場は内寄りの枠を引いた馬が有利になるレースも多かったので、当レースも内々を回れるレースになるのが理想です。


 
*当コラムはすべて無断転用、推奨馬情報等を無断で流布することを一切禁じます。

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2012
02.10

きさらぎ賞 回顧

今年もポイント3(「重賞アプローチ式 2012データブック」 P.37)で取り上げたように、前走非重賞出走馬が1-3着を独占。
きさらぎ賞が中長距離での末脚比べの適性が問われるのに対して、これまでの重賞戦線は、マイル指向のスピードの持続性が問われることは大きく影響しているでしょう。重賞で問われる能力が、そのまま反映されないからです。
京都Bコースでは、ポイント1に該当する馬も走りやすくなりますね。
あとはディープインパクトにつきるでしょう。これからのクラシック戦線もそうなのでしょうが。

以下「ブラッドバイアス血統馬券プロジェクト」に掲載したコラムです。

馬券期待値自体が低いレースですが、推奨馬はヒストリカルです。
先週の京都芝1800mは、前走2200mで上がり上位だった馬が1、2着。土曜の芝2000mも前走2200m以上で上位の上がりを使っていた馬が1-3着を独占。
中長距離に対応できる馬の中で上位の末脚を使えそうな馬が走りやすい馬場です。
ヒストリカルの前走の馬場は、今の馬場で届くようなスタミナ指向の差し馬は逆に不利な馬場。大幅な上積みが見込めます。


 
*当コラムはすべて無断転用、推奨馬情報等を無断で流布することを一切禁じます。

各ポイントの詳細は単行本「重賞アプローチ式 2012データブック」をご参照ください。

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2012
02.10

小倉大賞典 回顧

ブログでも触れたポイント2につきるレースでしたね。結果的にはポイント3も影響しましたが、これは事前に読みきるのはボクには難しかったです。
今週の小倉中距離でも引き継がれる可能性の高いポイントではないでしょうか。
以下「ブラッドバイアス血統馬券プロジェクト」で掲載されたコラムです。

過去5年の小倉記念では「前走中央コースの芝2000m以上に出走していた馬」が必ず1頭は馬券になっています。過去5年中4年で複勝回収率がプラスになっているように、期待値も高いパターンのローテーションです。
今年の該当馬は2、3、7、9、12の5頭。
過去に馬券になった馬も、当コースに実績のある血統馬や中央よりもローカルでランキングを上げる種牡馬ですから、該当馬の中からローカルの方が合うタイプを選ぶことでより期待値を上げることができます。

推奨馬はスマートギアです。母父は当レース、当コースに相性の良い欧州型ナスルーラのパドスール。当レースを連覇したアサカディフィーと同じネヴァーベンド系です。
兄のワンモアチャッターもローカル重賞巧者で当競馬場の重賞にも実績があった馬。マーベラスサンデーもローカルの方がランキングを上げますから、近走の中央コースよりもパフォーマンスを上げる可能性は高いでしょう。

 
*当コラムはすべて無断転用、推奨馬情報等を無断で流布することを一切禁じます。

各ポイントの詳細は単行本「重賞アプローチ式 2012データブック」をご参照ください。

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2012
02.05

2012 きさらぎ賞 上がり順位出馬表

出馬表は左から馬番、前走、2走前の順に表記されています。
()の中が上がり3Fの順位になっています。

()内の数字が出走馬の半数以上の以上の場合(例:16頭立ての場合は9位以上)は(*)
地方や海外のレース、取消、または障害レースの場合は(0)が表示されます。

京都11 きさらぎ賞(G3)


01(1)(*)
02(*)(2)
03(*)(1)
04(1)(1)
05(*)(*)
06(1)(1)
07(5)(1)
08(6)(1)
09(1)(2)
10(1)
11(7)(*)
12(1)(*)
13(6)(2)

その他全レースの上がり順位が掲載されている出馬表は、「ブラッドバイアス・血統馬券プロジェクト」でご覧いただけます。