2012
02.03

京都牝馬S 回顧

53キロ以下が今年も勝利(正直、53キロ以下の1、2着の可能性も十分にあったレースだとは思いますが)来年の単行本と雑誌のポイントには必ず載せることでしょう(単行本を来年も出すのか雑誌の連載が続いているのかも未定ですが)
53キロ以下の2頭のどっちかが勝つだろうということで、単勝2点買い分の資金の一部をWIN5にも回してみたのですが…

 

うーん。トパンガかタニノエポレットで悩んでタニノエポレットにしてしまったのが悔やまれます。
しかも、いきなり脱落なので、その後のレースを見ても何にも盛り上がりませんし。
ところで、WIN5は「単勝逆張り」でヘッジする戦略は有効です。というかヘッジをかけないと、とてもWIN5なんて買い続けられません。
実は平安Sの週もWIN4までいって最後にハズしたんですが、ヒラボクワイルドの単勝に逆張りを賭けていたので、むしろ賭けた資金以上の払戻金を得ましたし、今週もトパンガの単勝は買っていたので(最後に悩んだ1頭ですから)資金は戻ってきています。
つまり、当たらなくても資金は全然減っておりません。ヘッジでお金が儲かってもなんの達成感もないので、WIN5が当たる方がいいに決まってますが。
もう少し詳しい説明、理論は、戦略が上手く熟成してきたときにでもお話させてください。
今回も後から考えてみれば、トパンガの単勝に6000円買って「6万円は帰ってきた」と安心するのではなく、トパンガからの1万数千円分も買い足せば当たっていたように、戦略も全然甘いので。
すべては、タラレバの話ですが、残酷な現実を後で知ってしまうからこそ、馬券は面白いんですよねぇ。
たとえば、野球などだったら「あそこはバントじゃなくてヒットエンドランだった」とかタラレバを言ったところで、もうひとつの選択が必ず上手くいったかどうかを検証することは難しいはずですから。もっとも、競馬に関しても、同じことは二度と起きないので、ある意味同じことなのかもしれませんが。
なお、ボクは個人的にはグループ買いはしません(TVなどの企画で買わされる馬券はWIN5に限らず、すべて別物、遊びと考えています)
自分の回せる範囲でお金を回し続けない限り、お金は成長しない(資金は増えない)という考えがあるからです。グループ買いは人のお金で馬券を買うのが個人的な趣味には合いません。

*当コラムはすべて無断転用、推奨馬情報等を無断で流布することを一切禁じます。

各ポイントの詳細は単行本「重賞アプローチ式 2012データブック」をご参照ください。

「ブラッドバイアス血統馬券プロジェクト」では各ポイントや血統、戦歴、オッズなどを総合的に判断した亀谷の注目馬、最終見解がご覧いただけます。

サンプルはこちら⇒(ステイヤーズSのページ)

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2012
02.03

根岸S 回顧

綺麗に傾向どおりに決まりましたね。
以下「ブラッドバイアス・血統馬券プロジェクト」に載せたコラムを掲載します。

東京ダート1400mは「前走1600m以上に出走」した馬で「前走芝のレース」か「3コーナー7番手以内」の位置取りを経験した馬は、複勝率が25%。複勝回収率が123%(11年1月~)と非常に優秀な期待値を示しています。
当レースも該当馬は過去5年のうち3年で馬券対象馬を出し、10人気以下で馬券になった馬が2頭いますから、複勝回収率も(単勝回収率も)大幅プラスになっています。
ちなみに、08年は該当馬のカフェオリンポスが15人気ながら3着馬と0.1秒差の5着ですから、この馬が3着ならば、数字上の回収率はもっと高くなったんですけどね。(もちろん今回のレースにおいてはカフェオリンポスが過去に3着で回収率が高かったとしてもなんの意味もないんですが、カフェオリンポスの激走は注目すべき事象ではあります)

それから、今日の馬場状態と明日のペース(おそらく緩い流れ)を想定すると、芝のキレに近い適性が要求されそうなので、芝実績もポイントになりそうです。

推奨馬はテスタマッタです。父も母父もスピード優先のダートは得意。砂の深いダート中距離でも結果を出していますが、血統的に2000mも対応できることと絶対能力で走っているわけで、本質的には1400mの方が合うでしょう。また、芝実績もあるのは明日の馬場では有利です。

タイセイレジェンドは父も母も芝血統。軽いダートでマイペースで走れば、今の馬場ならば好時計を出せる可能性は高いです。

ダノンカモンも今の馬場は歓迎。コーナー2つも歓迎で前走から条件は好転します。

トウショウカズンは父も軽いダート得意ですが、母も軽いダートは歓迎。ダンシングブレーヴの血を母に持ちますが、欧州血統を母系に持つ馬に相性のよい当レースでは強調材料です。

以上が、レース前のコラムでした。
「母方に欧州の重い血」というのは、来年以降の当レースでもポイントになりそうです。

*当コラムはすべて無断転用、推奨馬情報等を無断で流布することを一切禁じます。

各ポイントの詳細は単行本「重賞アプローチ式 2012データブック」をご参照ください。

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2012
02.03

シルクロードS 回顧

ポイント2の破壊力は凄いですね。シルクロードSだけではなく、京都芝1200mでは常に意識したいポイントです。
といいながら、ボクはケンブリッジエルを評価できなかったんですけど。相当マヌケな判断だったと反省しています。
不幸中の幸いだったのは、ロードカナロアが出ていたことと、エーシンダックマンが2着に残ったこと。
ツルマルレオン3着、ケンブリッジエル2着だったら、反省だけではなく、大きな後悔も引きずったかもしれません。

*当コラムはすべて無断転用、推奨馬情報等を無断で流布することを一切禁じます。

各ポイントの詳細は単行本「重賞アプローチ式 2012データブック」をご参照ください。

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