2012
01.04

金杯

京都金杯に限らず、開幕週の京都芝のレースは、単行本「重賞アプローチ式 2012データブック」のポイント1(P13)を満たす馬がよく走ります。
ただし、馬場の作りを変えてくる可能性などもありますから、馬場は確認する必要はあります。
ポイント2に関しては、有馬の回顧でも書きましたが、「基準に1足りないからダメ」といった具合に、あまり厳密に絞る必要はないでしょう。

中山金杯は有馬の血統傾向を重視するなら、父ミスプロ系で芝のスタミナ適性も兼ね備えた血統馬かステイゴールド産駒でしょうか。

*当コラムはすべて無断転用、推奨馬情報等を無断で流布することを一切禁じます。

各ポイントの詳細は単行本「重賞アプローチ式 2012データブック」をご参照ください。

「ブラッドバイアス血統馬券プロジェクト」では各ポイントや血統、戦歴、オッズなどを総合的に判断した亀谷の注目馬、最終見解がご覧いただけます。

サンプルはこちら⇒(ステイヤーズSのページ)

ブラッドバイアス血統馬券プロジェクト
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2012
01.04

有馬記念回顧

*当コラムは来年以降の的中につなげることを目指したポイント回顧コラムです。

有馬記念は、本命のエイシンフラッシュが2着。
「重賞アプローチ式 2012データブック」のポイント1、2(P251)を重視して選びました。
また、エイシンフラッシュ、相手に選んだトゥザグローリーはともに前走着差が有馬記念では的中率、複勝期待値ともにもっとも優秀なパターン(P250)にも該当している馬。
有馬記念は、中山実績、GⅠ実績のある馬の中で、余力を残すようなほどよい負け方をした馬の期待値が高いレースであることを再認識する結果となりました。

有馬のレース前コラムでは「2011年の有馬は2010年の見直しもポイント」だと指摘しましたが、エイシンフラッシュは2010年の有馬は出遅れの不利+秋は順調さを欠いたローテ。トゥザグローリーは僅差の3着と適性を示していた馬でした。
また、エイシンフラッシュ、トゥザグローリーは土曜、日曜ともに絶好調だったキングマンボ系でもあります。

「厳密に」判定すれば、エイシンフラッシュはポイント1、2の基準は満たしていないのですが、ポイント1に関しては、あと0.1秒早ければ基準を満たしていること、ポイント2もフルゲートであれば該当するわけですから、傾向に合った馬と判断しました。

最近はコンプライアンスという言葉をよく聞きますが、こと競馬予想に関しては「指数が1足りないからダメ」だとか「こっちの方が0.1秒勝ってるから上」だとか、ルールに厳しい予想方法をしていると、むしろ将来の予測判断を誤るリスクが高まると思います。

最後に、参考までに「ブラッドバイアス血統馬券プロジェクト」でのエイシンフラッシュの推奨文を転載します。

推奨馬はエイシンフラッシュです。
前走の有馬記念はトラックバイアスの面でも不利だった外枠。元々、内で壁を作った方が乗りやすいタイプの馬ですが、前々走は前向きな競馬をさせた後だったので、外枠は能力発揮の上でも厳しい枠でした。それでも、メンバー中上位の脚は使えたことは今回へ向けては評価できます。

唯一のGⅠタイトルは広いコースのダービーですが、中山の芝重賞でも京成杯、皐月賞と優れたパフォーマンスを発揮していますし、ダービーも緩い流れをインで我慢する小回り特性も問われたレース。本質的には小回りの流れは合うはずです。
父は昨年も人気薄の3着馬を出し、土曜の中山でも複数の勝ち馬を出したキングマンボ系。父はマイル勝ち馬でマイル寄りのスピードの裏づけもあります。

昨年は出遅れ+順調さを欠いた臨戦過程で力を発揮できなかったので、今年は普通のレースをすれば昨年からの大幅な上積みも期待できます。

*当コラムはすべて無断転用、推奨馬情報等を無断で流布することを一切禁じます。

各ポイントの詳細は単行本「重賞アプローチ式 2012データブック」をご参照ください。

「ブラッドバイアス血統馬券プロジェクト」では各ポイントや血統、戦歴、オッズなどを総合的に判断した亀谷の注目馬、最終見解がご覧いただけます。

サンプルはこちら⇒(ステイヤーズSのページ)

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