毎週火曜日、先週の『亀谷競馬サロン』で盛り上がったレースを参考に、当サイトならではの「今週末の見どころ」を配信いたします。担当は血統ビームオフィシャルサイト編集部・Sです。
今週末に注目するのは“キンシャサノキセキ産駒”です。
10/23(土)の新潟7R・3歳以上1勝クラス(ダ1800m)は、キンシャサノキセキ産駒のサブロンカズマが6人気で1着でした。
1、2人気が馬券圏外へ消え、6→3→5人気で決着しましたが、『亀谷競馬サロン』のFacebookページ(プレミアムコース会員のみ公開)では、サロンメンバーが1~3着馬を推奨! 書き込みの数は少なかった当レースですが、非常に鋭い予想を披露してくれました。
1着サブロンカズマの主な推奨理由は“キンシャサノキセキ産駒の距離延長”でした。
サブロンカズマの父キンシャサノキセキは、現役時代に高松宮記念を連覇するなどスプリンターとして活躍しましたよね。しかし、産駒の成績は異なった特徴を示しているんです。
亀谷敬正の公式YouTube『亀谷敬正の競馬血統辞典』では、世間のイメージとギャップがあるキンシャサノキセキについて多角的に分析、解説しています。
今回のサブロンカズマは上記の動画で解説している買いパターン(ダート1900m以上。母父が米国型or大系統ミスプロ系)には該当しませんでしたが、過去と比べてそれに近いレース条件への出走でした。
▲サブロンカズマの前走までの戦績(スマート出馬表より)
これまでは全て1400m以下に出走。前走芝1200mを使われて、今回は一気に1800mへの距離延長でした。これがプラスに働くかどうか、血統面からキンシャサノキセキ産駒について理解しておけば狙えるレースになりそうですよね!
ちなみに、同日東京10Rに行われた赤富士S(ダ2100m)でも、キンシャサノキセキ産駒のダッチマンが12人気で僅差の4着に好走。惜しくも馬券圏内には入りませんでしたが、この馬もこれまで距離延長で好走を繰り返してきました。
このように、現役時代のイメージとは違う活躍をする産駒も多いキンシャサノキセキ。今週末も距離延長の馬を狙ってみるのもいいかもしれません!