血統ビームオフィシャルサイト、ならびに亀谷敬正の原稿や予想をご覧いただき、誠にありがとうございます。
亀谷敬正も予想を公開している『競馬放送局』からのご提供で、“今週末の見どころ”記事を当サイトでも配信いたします。今週は函館記念の有力馬紹介です。
競馬放送局・編集部のMです。今週は小倉競馬場で中京記念、函館競馬場で函館2歳S、函館記念が行われます。当コーナーでは函館記念に出走を予定している主な有力馬をご紹介します。
▼カフェファラオ 芝適性はいかに?
今年のフェブラリーSを制したカフェファラオ(牡4、美浦・堀宣行厩舎)。デビューから全てダート戦に出走し、GIを含め重賞3勝。上の兄弟は芝の米国重賞を制しているが、本馬は父がアメリカンファラオで、本質的にはダート向き。それでも堀厩舎が主戦のルメール騎手を配して芝に矛先を向けたのは、洋芝適性を見込んでのことか。好走すれば今後の選択肢が大きく拡がる一戦。
▼ウインイクシード 重賞初制覇へ
前走の福島民報杯では2人気で11着に大敗したウインイクシード(牡7、美浦・鈴木伸尋厩舎)。7歳になるが、今季は中山金杯、中山記念で連続3着に好走しており、前走大敗の要因を極悪の不良馬場に求めれば、まだ見限れない存在。鞍上は横山武史騎手。
▼マイネルウィルトス 重賞初挑戦!
前走の福島民報杯を大差勝ちしたのがマイネルウィルトス(牡5、栗東・宮徹厩舎)。前々走も稍重の3勝クラスを勝利しており、時計の掛かる馬場への適性は十分。重賞初挑戦となるが、2連勝の勢い&馬場適性で再度の激走があっても。鞍上は丹内祐次騎手。
▼アドマイヤジャスタ 連覇なるか
昨年の函館記念を15人気ながら制したアドマイヤジャスタ(牡5、栗東・須貝尚介厩舎)。その後の着順は振るわないが、道悪の近2走以外は着順ほど着差は付いておらず、得意の舞台で再度人気薄なら要注意。鞍上は吉田隼人騎手。
▼サトノエルドール 2度目の重賞挑戦!
前哨戦の巴賞を制したのがサトノエルドール(牡5、美浦・国枝栄厩舎)。巴賞で好走、特に勝利した馬は当レースと相性が悪く、逆に巴賞で凡走した馬の方が巻き返しやすい不思議な関係。本馬は巴賞1着と相性の悪いパターンになるが、カフェファラオの参戦でルメール騎手を配せないのを承知の上で使ってくるあたり、逆に不気味な存在。鞍上は亀田温心騎手。
『競馬放送局』では、血統、データ、馬場、指数、調教など、各分野のスペシャリストが渾身の予想を披露いたします。今週もぜひご期待ください!