2020年12月3日(木)に、競走馬育成シミュレーションの決定版『ダービースタリオン』がNintendo Switch版で発売されました。
当サイトでは、ダービースタリオンの面白さ、楽しさを伝えるため、発売元の株式会社ゲームアディクトとコラボした企画を『ダビスタ×血統ビームオフィシャルサイト コラボコーナー』にて随時公開していきます。
~ ダビスタ・四天王 横井顕によるリアルプレイ日記 ~
“ダビスタ四天王”の横井顕が今作のダビスタを発売日当日からプレイ開始! 実際のゲーム進捗状況を日記形式で配信いたします。プレイを進めていく上でのポイントやコツを公開いたします。
▼2021/4/30更新 Vo.40
ステイゴールド産駒で大差勝ちを狙う
昨年末の『ダビスタ』発売からここまで、拙い日記にここまでお付き合いいただきありがとうございます。
唐突ではありますが、そろそろ一区切りということで、このあたりで締めくくりにさせていただければと思います。
今作では、安定Cの種牡馬で最高クラスのスピードを狙うところに行き着く感じですかね。スピードがあり過ぎる馬はスタミナが削られてしまうのですが、短距離戦だけでも飛び抜けたスピードでライバルをぶっちぎる爽快感は随一かと思います。
そんな安定C種牡馬の配合として、ステイゴールド×スプリングスイーツをもう一度やってみます。
クロスやニトロ指数を考えると、この配合がやはり鉄板になりますかね。
この配合でスピード馬を生産し、「大差をつけて勝利する」のミッションを狙おうと思います。
大差をつけて勝つには、圧倒的なスピードで後続をぶっちぎる形が理想になるでしょうか。
そんな馬を狙って生産をします。
スピード爆発した産駒たち
今回はトータルで100頭ほど生産をしました。で、期待どおり、非常にスピードのある仔がちょいちょい生まれてくれました。
なかでも見どころありそうだったのが以下の仔たちです。いずれも種牡馬入り後の画面です。
まず「スピード」、「根性」、「早熟」、「脚元強い」、「体質弱い」、「父似」をコメントされた5月1週入厩の仔。
距離適性「1000~1200m」でスピードはバッチリ。底力Aで根性も優秀です。体質が弱いところだけがちょっと残念ですが。
つぎは「スピード」、「根性」、「脚元弱い」、「父似」をコメントされた8月1週入厩の仔。
距離適性「1200~1400m」とスピードは一枚落ちでした。他のパラメータも平凡です。
そして「スピード」、「根性」、「タフ」、「父似」をコメントされた7月1週入厩の仔。
距離適性「1000~1200m」と最高のスピード。これだけのスピードがありながら実績がBとは、スタミナが低くて足を引っ張っているのでしょうか。1600mも持たないような馬だったらちょっと考えものですね。
こう見ると、一番有望なのは最初に挙げた仔ですかね。この仔でミッションに挑戦することにします。
GIで大差勝ちを狙う
ということで、改めて育成開始です。
目標のミッションは「大差をつけて勝利する」と「大差をつけてGIを勝利する」の2つ。GIで大差勝ちをすれば両方クリアになりそうですね。
朝日杯FSではさすがにまだ能力が育っていなくて平凡な勝利。ここは先に進むとします。
明けて3歳春。そろそろ能力は完成域と思われます。NHKマイルCで大差勝ちにトライです。
ところが……何度やっても最高で5馬身差までしか行きません。目立ったライバルもいなくてチャンスだと思ったのですが。
仕方なく安田記念に進みましたが、ここでもやはり普通の勝利。
どうも東京競馬場ではあまり大きな差をつけられない感じがしました。馬の能力がもっと高ければ違うかもしれませんが。
考えてみると、これまで大差勝ちを見たのは中山金杯とマーチSで、どちらも中山競馬場。中山のGIが狙い目かも!?
そんなわけで、秋のスプリンターズSで再びトライです。
さっそく大きな差をつけて勝利。7馬身差でした。なんか行けそうな感じです。
それから何度も挑戦していくと、8馬身差を連発。ついには10馬身差も出ました。
あと少しで大差勝ち! ……なんですが、それ以降も出たのは10馬身差ばかり。あと一歩が届きません。
脚質を変えて挑んでみましたが、先行以下ではあまりリードをつけられないですね。やっぱり逃げ一択でしょうか。
その後、何度やっても出たのは10馬身差まで。2番手以下がうまく垂れてくれないとダメですし、これはかなり運が必要かもしれません。
残念ながら結局大差勝ちはできずに断念となりました。
何度もやり直せば1回くらい大差勝ちできると思ったのですが……残念です。
500周年&500頭生産
悔しいので、他のミッションでポイントを稼いでおきました。
「牧場開設500周年」と「生産頭数500頭」です。
現在376年目で生産頭数は223頭。ちょっと頑張れば到達できそうな状況でした。
牧場に残っていた繁殖牝馬から生産をスタート。牝馬が生まれたら繁殖に上げ、生産態勢をどんどん拡大していきます。
最初は生まれた仔を片っ端から育てていたのですが……
目的達成まで恐ろしく時間がかかりそうなのでやめ。生産と年月送りだけに専念することにしました。
毎年5~6頭ずつ生産し、牝馬産駒は繁殖へ。牡馬産駒はセリで売って資金の足しにします。
途中で気づいたのですが、Galileoの産駒って飛び抜けて高い値段で売れますね。
Galileoは種付料無料ですし、毎年産駒を5頭ほど売っていくと、年間1~2億円の黒字になります。
配合も深く考えず、危険な配合だろうが何だろうがとにかくGalileoを種付け。産駒は普通に売れますし、受胎率が下がる等のデメリットもないようです。
倫理的にいかがなものかとは思いますが、資金稼ぎにいいかもしれません。
そして「牧場開設500周年」と「生産頭数500頭」をともに達成。合計200pt獲得しました。
さらに1000周年や1000頭生産までミッションは続くようですが、とりあえずここまでです。
冒頭でお伝えしたとおり、『ダビスタ』プレイ日記はこれで締めくくりとなります。これまで長いあいだご愛読ありがとうございました。
少しでも皆さんのプレイに役立てていただけたのでしたら幸いです。また次の作品でお会いできる機会を楽しみにしています。
執筆者プロフィール
横井 顕(よこい・けん)
ゲームが趣味かつ仕事のフリーライター。1994年に『ダービースタリオンⅡ』の公式全国大会で優勝し、以後雑誌『競馬王』で“ダビスタ四天王”としてゲーム攻略記事を連載する。また『ダービースタリオンⅢ全書』(アスキー出版)をはじめシリーズ全般の攻略本制作にも参加。現在はNintendo Switch版の『ダービースタリオン』をプレイ中。