2020年12月3日(木)に、競走馬育成シミュレーションの決定版『ダービースタリオン』がNintendo Switch版で発売されました。
当サイトでは、ダービースタリオンの面白さ、楽しさを伝えるため、発売元の株式会社ゲームアディクトとコラボした企画を『ダビスタ×血統ビームオフィシャルサイト コラボコーナー』にて随時公開していきます。
~ ダビスタ・四天王 横井顕によるリアルプレイ日記 ~
“ダビスタ四天王”の横井顕が今作のダビスタを発売日当日からプレイ開始! 実際のゲーム進捗状況を日記形式で配信いたします。プレイを進めていく上でのポイントやコツを公開いたします。
▼2021/4/23更新 Vo.38
「牝馬で日本ダービー勝利」を無事達成
ミッション「牝馬で日本ダービー勝利」を目指す配合の続きです。
前回は「ディープインパクト×エルトゥルマニエ」と「Tapit×ミゼラブルウェイ」という2つの配合をやりましたが、どちらも不発に終わりました。
そこで今回は、もう1つ別の配合を試してみることにしました。「ディープインパクト×ミココロノママニ」という最高額馬同士の配合です。
「凝った配合」にはならず、配合理論は速力×1と底力×2のクロスだけ。
両親の能力だけで十分に強い産駒ができるだろう、と思って生産を始めました。
ところが、これが思いのほか手応えが悪い。50頭ほどやって「スピード」コメントを言われたのは1頭だけ。
「スタミナ」や「根性」コメントはどちらも5~6頭に1頭ほどとよく出るのですが、スピードがないとどうにも厳しいですね。
重賞で善戦するくらいの仔は何頭か出たものの、あとは鳴かず飛ばず。残念ながらこの配合も成果なしでした。
「凝った配合」はやっぱり使ったほうが良さそうですね。
ディープインパクト×エルトゥルマニエの配合に戻ったところ……
そこで、最初のディープインパクト×エルトゥルマニエの配合に戻ってみました。なんか迷走しています。
すると、ほどなく「バネ」コメントの仔が誕生。
この仔も大したことないかもな、と思いながらコメントを見ていくと、「スピード」、「スタミナ」、「パワー」、「根性」、「落ち着き」をすべて言われるではありませんか。
あとのコメントは「早熟」、「脚元強い」、「父似」で、入厩は4月1週です。
ちなみに4月1週入厩の仔はコメントを言われる機会が7回(1歳9月~2歳3月)しかありませんが、やり直すとコメントの順番が変わるため、これで8種類以上のコメントも確認することができます。
さっそく仮育成してみました。2歳時からGIでも十分に通用する能力です。
翌年のオークスでもまずまずの印が付きました。
レースでは勝てませんでしたが、展開と相手次第でなんとかなりそうな感じでした。
この仔に懸けるとします。
敵薄な年を狙って育成する
できれば敵薄な年で楽に勝ちたいな、と思ってみたり。
そこで、生まれた時点からやり直すとライバルの顔ぶれが変わるのか、ちょっと確かめてみました。
まずそのまま年月を送ってみたところ。オークスではブエナビスタ、日本ダービーではコントレイルが立ち塞がります。こんな年はできれば避けたいものです。
やり直して2回目。顔ぶれがガラリと変わりました。オークスは比較的敵薄ですが、日本ダービーのサトノダイヤモンドが少し嫌な感じです。
3回目。オークスにデアリングタクトが出てきました。日本ダービーも先行馬のラブリーデイとダノンプレミアムは意外に嫌な相手です。
そして4回目。オークスはディアドラ、日本ダービーはスワーヴリチャードが大将格というところ。これは割と敵薄な年なのではないでしょうか。
このように、生まれたところからやり直すと主要ライバルの顔ぶれが変わることがわかりました。
ちなみに、2歳4月の時点からやり直した場合は、ライバルは変わりませんでした。この時点でライバルはもう決定しているようです。
なので入厩前にいったんセーブし、翌年まで送って敵薄かどうか確認してから育成する、ダメなら生まれた直後に戻る、という方法でやればいいわけです。
こうして、敵薄な年を選んで育成をしてみました。
無事に日本ダービーを勝利してミッション達成!
まずは2歳戦を順調に勝ち進んで阪神JFへ。印は少々頼りないですがレースは楽勝でした。能力はしっかりあるようです。
放牧を挟んで翌年は桜花賞からスタート。主要ライバルであるディアドラとトールポピーを下して勝利です。オークスもだいたい同じ顔ぶれだし、これならオークスも勝てそうですね。
ところが、そのオークスでは印が一段薄くなります。成長のピーク時期を過ぎて衰え始めた……!?
それでもレースはしぶとく勝利。予想印の上から2番目が薄くて根性がなさそうに見えますが、競り合いには意外に強い。何かの力が働いているんですかね。ともあれ、まずはオークスを制覇です。
続いて連闘で日本ダービーに挑みます。滅多にやらないのですが、レース当週に2日追いする“究極の仕上げ”をここで使ってみました。
そしてレースへ。主要なライバルはスワーヴリチャードくらい。勝機は十分です。
そのスワーヴリチャードとの叩き合いを制して日本ダービーも勝利しました。
無事にミッション「牝馬で日本ダービー勝利」を達成。加えて「日本ダービーとオークスを同年制覇」もクリアとなりました。1頭で両方勝ってもOKみたいですね。
ディープインパクト産駒の名に恥じない活躍をしてくれました。
ぼちぼち衰えかけてきているので、ここで引退です。
日本ダービーが全盛期というあたりも、ある意味ディープインパクト産駒らしいと言えましょうか。ジェンティルドンナのように長く活躍してくれたらもっと良かったんですが。
今回もミッション絡みで配合をしましたが、こうした“プチ目標”はなかなか楽しい要素なんじゃないかと思っている最近です。
※ 次回は4/26(月)公開予定です。
執筆者プロフィール
横井 顕(よこい・けん)
ゲームが趣味かつ仕事のフリーライター。1994年に『ダービースタリオンⅡ』の公式全国大会で優勝し、以後雑誌『競馬王』で“ダビスタ四天王”としてゲーム攻略記事を連載する。また『ダービースタリオンⅢ全書』(アスキー出版)をはじめシリーズ全般の攻略本制作にも参加。現在はNintendo Switch版の『ダービースタリオン』をプレイ中。