2020年12月3日(木)に、競走馬育成シミュレーションの決定版『ダービースタリオン』がNintendo Switch版で発売されました。
当サイトでは、ダービースタリオンの面白さ、楽しさを伝えるため、発売元の株式会社ゲームアディクトとコラボした企画を『ダビスタ×血統ビームオフィシャルサイト コラボコーナー』にて随時公開していきます。
~ ダビスタ・四天王 横井顕によるリアルプレイ日記 ~
“ダビスタ四天王”の横井顕が今作のダビスタを発売日当日からプレイ開始! 実際のゲーム進捗状況を日記形式で配信いたします。プレイを進めていく上でのポイントやコツを公開いたします。
▼2021/4/16更新 Vo.36
全種牡馬で種付け&掲示板独占
今回もミッションに挑戦することにしました。目標は「初期に選択できる全ての種牡馬で種付けする」です。
海外種牡馬を除く全種牡馬でそれぞれ1回以上種付けをせよ、というものです。種付けをするだけですから特別に難しくはないものの、頭数が多いだけにやることは膨大です。
現在のところ、全156頭のうちまだ15頭しか種付けしていない模様。まだまだ先は長いですね。
これまで使ったことのある種牡馬は「事務所」の「記録」で確認できます。
ただし、ここに表示されるのは産駒が一度でも出走した種牡馬のみです。種付けして不受胎だったり産駒を走らせずに引退させた場合はカウントされないので、自分でメモを採っておいたほうが良さそうです。
そんなわけで、Excelで表を作って管理しました。
これで準備はOK。いざ、全種牡馬で種付け開始です。
繁殖牝馬8頭態勢で種牡馬を片っ端から種付け
最初は牧場にいた繁殖牝馬から生産を始めました。
この牝馬に毎年種付けをし、牝馬を作って繁殖入りさせて繁殖牝馬を増やしていきます。
「危険な配合」にならないよう、配合はなるべくアウトブリードにしました。
繁殖牝馬が8頭揃ったら、あとは量産態勢。毎年8頭ずつ生産し、牝馬が生まれたら繁殖入りさせ、繁殖牝馬を世代交代させていきます。
これを延々と繰り返していけば、そのうち「全種牡馬で種付け」達成に至るでしょう。
ただ、コメントのいい産駒が出るとついつい育ててしまって、なかなか進みが悪かったりします。
せっかくたくさん馬がいるので、ミッション「掲示板独占」も狙ってみました。1レースに最大5頭まで出せますが、その5頭で1~5着を独占せよ、というミッションです。みっちり調教を積んだ5頭で未勝利戦に挑戦。
しかしこれが意外に難しい。1~3着独占まではしょっちゅう行くのですが、たいてい1~2頭脱落者が出てしまいます。ライバルの弱い未勝利戦と言えど、簡単には行きませんね。
もっと能力のしっかりした馬を5頭揃えないと厳しいかも。こんな“ついで”にやるものじゃなさそうです。これは改めて挑戦するとします。
さてさて、生産も順調に進み、途中でミッション「生産頭数100頭」もクリア。
いつも少数精鋭で育成をしていたため、生産頭数はあまり伸びていませんでした。こんな機会ならでは、ですね。
そしていよいよリーチ。156頭中の155頭まで来ました。
最後の種牡馬ザサンデーフサイチを種付けしたところで、ミッション「初期に選択できる全ての種牡馬で種付けする」クリアとなりました。
けっこうたいへんな道のりでした。かなり時間のかかるミッションですね。資金的にはトータル35億円ほどの支出でした。
ちなみに全重賞制覇よりさきにこのミッションをクリアすると、牧場の建物の屋根が灰色になるそうです。
改めてミッション「掲示板独占」に挑戦
さて、当初の目標も達成したので、途中で断念したミッション「掲示板独占」に改めて挑戦します。それなりに能力の高い馬を5頭揃え、万全の態勢でレースに挑もうと思います。
優秀な繁殖牝馬を3頭買い、2年かけて計6頭の産駒を作り、1勝クラスで勢揃いさせて1~5着を独占、という計画にしてみました。用意した繁殖牝馬はこの3頭です。
▲イチゴタルトだけ庭先取引。あとの2頭は2年に渡ってセールで購入。
それぞれ1年目にFrankel、2年目にダイワメジャーを種付けします。ともに安定A・実績Aで産駒は平均的に優秀。そしてFrankelは成長型が普通でダイワメジャーは早熟ということで、産駒の成長ピークを揃えやすい。なおかつ、どちらも各繁殖牝馬と「凝った配合」になります。
能力のバラつきが大きい安定Cより平均的に優秀な安定Aのほうがいいかな、と判断しました。
さて、まずは1年目の産駒です。とりあえず3頭生産して仮育成。4歳6月まで進めて1勝クラスのレースに出します。
ぶっちぎりで1~3着を獲ってくれました。いい感じですね。「スピード」コメントの出た仔は1頭もいませんが、1勝クラスを圧勝するくらいの力は普通にあるようです。
続いて2年目の産駒です。こちらも3頭生産して仮育成。3歳6月の1勝クラスに出走させたところ、1・2・3フィニッシュを決めてくれました。
こちらも「スピード」コメントの仔は1頭もいないのですが、これくらいの能力はみんな持っているようです。
これで役者は揃いました。この計6頭を本育成するとします。
同時に出走できるのは5頭までですが、保険として6頭すべて育てておきます。
各馬に1勝ずつさせ、あとは目的のレースまでひたすら調教の日々。おまかせで勝手にレース出走されないよう、ダミーの出走登録を入れながら週送りしていきます。
そして6月1週の1勝クラスで全馬集合。5頭で人気上位を独占です。
レースでは直線に入ると5頭が揃って抜け出し、そのまま先団を固めてゴールイン。
見事に1~5着を占拠し、ミッション「掲示板独占」をクリアしました。
5頭で抜け出すと叩き合いになって1~2頭沈んでいくのですが、それも込みで全員掲示板に残れるくらいの能力が必要かなと思いました。
ともあれ、無事にミッションをクリアしてオーナーランクも少しだけ上がりました。
こうなると残りのミッションにも挑みたくなりますね。ちょっと思案中です。
※ 次回は4/19(月)公開予定です。
執筆者プロフィール
横井 顕(よこい・けん)
ゲームが趣味かつ仕事のフリーライター。1994年に『ダービースタリオンⅡ』の公式全国大会で優勝し、以後雑誌『競馬王』で“ダビスタ四天王”としてゲーム攻略記事を連載する。また『ダービースタリオンⅢ全書』(アスキー出版)をはじめシリーズ全般の攻略本制作にも参加。現在はNintendo Switch版の『ダービースタリオン』をプレイ中。