2020年12月3日(木)に、競走馬育成シミュレーションの決定版『ダービースタリオン』がNintendo Switch版で発売されました。
当サイトでは、ダービースタリオンの面白さ、楽しさを伝えるため、発売元の株式会社ゲームアディクトとコラボした企画を『ダビスタ×血統ビームオフィシャルサイト コラボコーナー』にて随時公開していきます。
~ ダビスタ・四天王 横井顕によるリアルプレイ日記 ~
“ダビスタ四天王”の横井顕が今作のダビスタを発売日当日からプレイ開始! 実際のゲーム進捗状況を日記形式で配信いたします。プレイを進めていく上でのポイントやコツを公開いたします。
▼2021/3/26更新 Vo.30
白毛でGIを狙う!ダイワメジャー×ホワイトショコラで肌馬作り
今回はちょっと方向性を変えて、白毛馬の生産に挑戦します。ミッション「白毛の馬でGI勝利」のクリアが目的です。
白毛の馬は白毛の親から生まれやすい、ということで、この馬の出番になります。
▲モデルはマシュマロ。シラユキヒメから始まる白毛一族の1頭で、レパードSを勝ったハヤヤッコなどを輩出。姉妹に白毛馬のユキチャン、ブチコがおり、ブチコの仔ソダシが白毛馬初のGI勝利を挙げて話題になった。
本作に登場する種牡馬・繁殖牝馬の中で唯一の白毛です。白毛の馬は普通の配合からもごく稀に生まれるそうですが、これまで一度も見たことがありませんし、もし運良く生まれたとしてもGIを勝てるかどうかはわかりません。
ということで、白毛の繁殖牝馬ホワイトショコラから配合をするのが順当かと思います。
配合は「凝った配合」を中心に考えると、相手はジョーカプチーノとプリサイスエンドだけ。
どちらも実績Bの短距離型種牡馬で、頑張ればなんとかGI馬を作れるかもしれませんが、もうちょっと確実に2代配合で強い馬を狙ってみようと思います。
たとえば、War Frontを挟んでステイゴールドで締める配合。
「凝った配合」に加えて速力×1、底力×2のクロスが発生します。初代のWar Front×ホワイトショコラでそこそこの牝馬ができれば、ステイゴールドの安定Cの爆発力でスピード馬を作れるでしょう。War Front×ホワイトショコラのところで底力クロス×1だけなのが不安ですが。
初代で繁殖牝馬を作りやすくするなら、ダイワメジャー×ホワイトショコラで繁殖牝馬を作ってLe Havreを付ける、という手もあります。
初代では速力×1と底力×2のクロス、2代目は「凝った配合」で短距離型×2、底力×3のクロスがかかります。配合条件はけっこういいと思います。
あるいは、以前にも使いましたがシビルウォーを付けてStreet Cryで締めるという方法もあります。
初代のシビルウォー×ホワイトショコラがちょっと苦しそうではありますが。
2番目に紹介した配合がいちばん手堅そうですかね。これで行ってみるとします。
Le Havre×ダイワメジャー×ホワイトショコラという配合になります。
ダイワメジャー×ホワイトショコラで肌馬作り
まずはダイワメジャー×ホワイトショコラで繁殖牝馬作りです。
その前に、牝馬狙いということで牧場施設の牝地蔵を最大の5段階目まで拡張しておきました。
オーナーランク81にて最大まで解放されました。これでミッション「すべての施設を建設・拡張する」もクリアです。
牝地蔵5段階目のおかげで、生まれてくる産駒はすべて牝馬に。完全な生み分けができるようになりました。なおかつ8割ほどが白毛です。
ただ、ホワイトショコラはスピード58、スタミナ56、パワー54、ダート◎とそんなに能力の高い繁殖牝馬ではないので、産駒もあまり能力が伸びません。「スピード」コメントは10頭に1頭くらいでした。
「スタミナ」コメントはわずか1頭だけ。「パワー」と「根性」はまあまあ出ました。
あと「ウルサい」仔が多いです。4頭に1頭くらいコメントされました。牝馬産駒は気性難の仔が多い傾向ですね。
そんなわけで、「スピード」コメントの出た有望そうな仔を何頭か育ててみました。
まず「スピード」、「パワー」、「ウルサい」、「脚元強い」、「父似」をコメントされた5月1週入厩の仔。1勝クラスまでは余裕で勝ち進むも、阪神JFではさすがに無印に近い状態です。
それでもしぶとく粘って掲示板に食い込んでくれました。スピードはちょっと物足りないものの、根性が割とあるようです。
つぎは「スピード」、「落ち着き」、「早熟」、「タフ」、「父似」をコメントされた4月1週入厩の仔。根性がなくてなかなか勝ち切れないのですが、印や直線での走りを見るとそれなりにスピードがありそうです。
最後に、「スピード」、「根性」、「ウルサい」、「脚元強い」、「体質弱い」をコメントされた4月1週入厩の仔。根性はけっこうあるようで、アルテミスSで叩き合いを制して勝ちました。
スピードも悪くありません。気性難が繁殖入り後に影響するのかどうか不安ですが、能力的にはいちばん見込みがありそうなのでこの仔を育てることにしました。
気性難の仔を育成!1800mまでこなせるスタミナもあり
まずは試走と同じアルテミスSを手堅く勝利。
年明けてきさらぎ賞に挑むと、ここも根性で競り勝ちました。
1800mの距離も行けました。多少はスタミナがありそうです。
と言うか、このままGIを勝ってしまいそうな勢いですね。まあそれだと配合を計画した意味がなくなってしまうので、GIには出ずにおいておきます。
続くニュージーランドTも勝利。スピードもしっかりあります。
その後は短距離重賞を少しだけ走って引退。早熟型で衰えるのが早そうですし。
母ホワイトショコラを超える馬ができたのではないでしょうか。……と信じます。
この馬を繁殖入りさせ、次回はLe Havreを付けて配合を完成させたいと思います。
※ 次回は3/29(月)公開予定です。
執筆者プロフィール
横井 顕(よこい・けん)
ゲームが趣味かつ仕事のフリーライター。1994年に『ダービースタリオンⅡ』の公式全国大会で優勝し、以後雑誌『競馬王』で“ダビスタ四天王”としてゲーム攻略記事を連載する。また『ダービースタリオンⅢ全書』(アスキー出版)をはじめシリーズ全般の攻略本制作にも参加。現在はNintendo Switch版の『ダービースタリオン』をプレイ中。