2020年12月3日(木)に、競走馬育成シミュレーションの決定版『ダービースタリオン』がNintendo Switch版で発売されました。
当サイトでは、ダービースタリオンの面白さ、楽しさを伝えるため、発売元の株式会社ゲームアディクトとコラボした企画を『ダビスタ×血統ビームオフィシャルサイト コラボコーナー』にて随時公開していきます。
~ ダビスタ・四天王 横井顕によるリアルプレイ日記 ~
“ダビスタ四天王”の横井顕が今作のダビスタを発売日当日からプレイ開始! 実際のゲーム進捗状況を日記形式で配信いたします。プレイを進めていく上でのポイントやコツを公開いたします。
▼2021/3/15更新 Vo.27
安定B種牡馬の配合(5) 続・Street Cry配合
前回紹介したStreet Cryの配合を引き続きやっています。Street Cry×シビルウォー×イチバンノキボウという配合です。
こちらがシビルウォー×イチバンノキボウの繁殖牝馬。まだ牧場で元気に過ごしています。現在10歳。
これにStreet Cryを付けます。
「凝った配合」と、短距離型×1、速力×1、底力×3のクロスが成立します。
ちなみに、繁殖牝馬作りのとき以外は牡地蔵にお参りし、牡馬産駒が生まれやすいようにしています。牡馬産駒のほうが種牡馬入り後のパラメータで能力を確認しやすいですしね。
施設は現在5段階中の4段階目ですが、9割ほど牡馬が生まれています。Maxまでもう少しミッションをこなさないといけないですね。
育ててみた産駒たち
産駒の傾向は前回とだいたい同じで、5~6頭に1頭くらい「スピード」コメントを言われ、「スタミナ」や「根性」のコメントもときどき出ました。早熟と晩成の産駒は少なめで、大半の産駒は普通型です。
以下、有望そうな仔をピックアップして育ててみた結果です。
まず、「スピード」、「落ち着き」、「脚元強い」、「母似」をコメントされた8月1週入厩の仔。入厩は遅めですがすぐに重賞でいい印を獲るようになります。
スピードがありそうなのでスプリンターズSでGI制覇を狙います。
ここを勝って無事に種牡馬入り。
距離適性「1400m~」と、じつはそんなにスピードは高くありませんでした。残念。他のパラメータも平凡ですね。
つぎは「バネ」コメントの出た仔です。ほかのコメントは「落ち着き」、「晩成」、「脚元強い」、「母似」で、入厩は9月1週。
晩成型でもデビュー戦でしっかり印が付きます。スピードがそれなりにある証拠でしょう。
3歳時は条件戦とOPで戦い、4歳に入ってから重賞デビュー。印は割と付くもののなかなか勝てません。あとでわかったのですが、ダート向きで芝は不得意な馬でした。予想印だけではわからない部分ですね。
それでも高松宮記念を勝ってなんとか種牡馬入り。
距離適性「1400~1800m」とスピードもスタミナもまずまずですが、底力Aというのがいいですね。確かに競り合いに強い馬でした。「根性」コメントが無くても晩成型なら底力Aクラスが出るようです。
つぎも「バネ」コメントの仔です。他のコメントは「パワー」、「根性」、「落ち着き」、「脚元強い」、「タフ」、「父似」で入厩は6月1週。「スピード」も「スタミナ」もコメントされていないのがちょっと不安ですが。
「ダートが得意」と言われたのでダート路線を歩みます。印はなかなか良さげです。
チャンピオンズCでは頼りない印でした。スピードがちょっと足りないようですね。でも「バネ」を言われているので、能力は全体的にいいはず。
レースを無事に勝利して種牡馬入りできました。
距離適性「1600m~」と、やはり微妙なスピードでした。スタミナは「~2200m」でなかなかいいんですが。
つぎは晩成型で「根性」コメントが出た仔。これはかなりの根性が期待できそうです。他のコメントは「落ち着き」、「脚元不安」、「母似」で入厩は10月1週。
序盤は印の付き方がイマイチです。じつはスピードが低い?
重賞でも微妙な印でした。やっぱりスピードが足りなさそうですね。でも上から2番目の印だけはいつも厚く、根性の高さを伺わせます。
そのおかげで重賞はしぶとく勝ち進みましたが、GIは何度挑んでも勝てませんでした。種牡馬パラメータを見られず残念です。
以上のような産駒状況でした。スピードはなかなか付きにくいものの、その分スタミナの伴った産駒も生まれやすい、という感じです。安定B種牡馬の特徴ですかね。
ということで、2番目に紹介した距離適性「1400~1800m」で底力Aの仔を採用することにしました。
ドバイワールドCを連覇するダート馬だった
改めて育成開始です。
「ダートが得意」と言われた仔なのでダート路線を歩みますが、どうも芝での走りに難がある模様。
「ダートも走れる」のではなく、「ダートしか走れない」感じですね。試走のときに芝レースで苦戦したのも頷けます。
さて、3歳時はOPでちまちまと戦いつつ、4歳に入ってようやく重賞レベルにまで成長します。そして暮れのチャンピオンズCでGI勝利を挙げました。
1番人気ではあったものの、そんなに強い勝ち方ではなく、大接戦の末の勝利でした。
そこから年明けて東海S、フェブラリーSと勝つと、ドバイワールドCのお誘いが来ました。
これまでも何度かダート馬を育ててきましたが、お誘いが来たのは今回が初めてです。4着以下に敗れたレースが一度でもあると招待されないようですね。そのうえでチャンピオンズCとフェブラリーSを勝つのが出走条件、と。
そのドバイワールドCでは1番人気ではありましたが、ライバルたちも強く、結果はハナ差での勝利。
底力Aの根性で競り勝ってくれました。これでドバイワールドC関連のミッションもクリアです。
その後は成長のピークに達したようで、無双状態でレースを連勝。
すると、翌年もドバイワールドCのお誘いが来ました。毎年出られるんですね。
今度はもう少し余裕のある勝利で連覇できました。
また競り合いからしっかり抜け出してくれました。根性重要ですね。スピードは距離適性「1400m~」クラスでも十分な感じでした。
そんなこんなで、もう6歳なのでこの辺で引退です。種牡馬入り後のパラメータは試走のときと同じでした。
安定B種牡馬の配合は、スピードとスタミナの両立した産駒を狙える感じですかね。
それより上のスピードを狙うには安定C種牡馬のほうが良さそうです。ただし、スピードがあり過ぎるとスタミナが削られてしまうようですが。
どんな産駒を目指していくか、ちょっと思案しています。
※ 次回は3/19(金)公開予定です。
執筆者プロフィール
横井 顕(よこい・けん)
ゲームが趣味かつ仕事のフリーライター。1994年に『ダービースタリオンⅡ』の公式全国大会で優勝し、以後雑誌『競馬王』で“ダビスタ四天王”としてゲーム攻略記事を連載する。また『ダービースタリオンⅢ全書』(アスキー出版)をはじめシリーズ全般の攻略本制作にも参加。現在はNintendo Switch版の『ダービースタリオン』をプレイ中。