2020年12月3日(木)に、競走馬育成シミュレーションの決定版『ダービースタリオン』がNintendo Switch版で発売されました。
当サイトでは、ダービースタリオンの面白さ、楽しさを伝えるため、発売元の株式会社ゲームアディクトとコラボした企画を『ダビスタ×血統ビームオフィシャルサイト コラボコーナー』にて随時公開していきます。
~ ダビスタ・四天王 横井顕によるリアルプレイ日記 ~
“ダビスタ四天王”の横井顕が今作のダビスタを発売日当日からプレイ開始! 実際のゲーム進捗状況を日記形式で配信いたします。プレイを進めていく上でのポイントやコツを公開いたします。
▼2021/2/26更新 Vo.22
続・ステイゴールド×シロバラノオトメ
前回から引き続き、ステイゴールド×シロバラノオトメの配合をやっています。
「凝った配合」+「面白い配合」でアウトブリード。根性と気性が安定していてスピードがときどき爆発するため、「大物に巡り会えるかも」と期待して生産を続けています。
産駒の模様は前回と同様で、「落ち着き」、「脚元強い」、「タフ」を言われる仔が多め。「根性」コメントは5頭に1頭くらいで、早熟型の仔がよく言われています。
▲「落ち着き」、「脚元強い」、「タフ」の3点セットはよく揃う。一方、「体質弱い」仔が1頭だけ生まれたが、「ウルサい」と「脚元不安」の仔はゼロだった。
前回と違うのは「スタミナ」コメントの仔がよく生まれること。4頭に1頭ほどコメントが出ています。
父は長距離寄りで母はスタミナ型ですから、やはりスタミナもちゃんと付くようですね。
有望そうな仔もちょいちょい生まれてくれます。そんな仔を何頭か選んで育ててみました。
「スピード」+「父似」のスピード馬
まずは「スピード」と「父似」コメントだけで8月1週入厩の仔です。比較的遅めの入厩で「スピード」をコメントされているのが期待ポイントです。
3歳春時点ではまだまだ成長途上。
4歳になって力を付けてきました。
ここからスプリントGIを3勝。期待どおりのスピード馬でした。ただ、マイル戦は何度挑んでも勝てません。直線で粘り切れず沈んでしまいます。
スタミナがかなり乏しいみたいですね。もうちょっと強い仔を探します。
「バネ」コメントの仔(その1)
つぎはこの馬。今回の生産では「バネ」コメントを言われる仔が出ました。
根性と気性が安定していて、母の能力も高いですから、すべての能力が揃うケースがあってもおかしくないですね。
能力コメントは「スタミナ」、「落ち着き」、「晩成」で入厩は10月1週。この入厩の遅さで「スタミナ」をコメントされていて、かなりのスタミナが期待できそうです。
とりあえずクラブに放り込んで様子を見てみます。
GIで善戦しつつGⅢを2勝。うーむ、どう評価していいものか。
やっぱり一度自分で育ててみるとします。
3歳時はまだ重賞でほぼ無印。晩成型で入厩時期も非常に遅いですからね。
4歳になるとようやく印が付き始めます。
この天皇賞(春)をサックリ勝てたので引退させて種牡馬パラメータを確認。
なかなかの距離適性の幅広さです。スピードは「1800m~」とやや低めですが、「~2600m」のスタミナはけっこうなものです。
この仔は一応キープしておくとします。
「バネ」コメントの仔(その2)
ほどなく、また「バネ」コメントの仔が生まれました。今回はよく「バネ」が出ますね。
そのほかのコメントは「スタミナ」、「落ち着き」、「脚元強い」で入厩は8月1週。
先ほどの馬より成長型は早いのですが、3歳重賞であまり印が付きません。ちょっとハズレかも……。
菊花賞をなんとか勝利。これは展開が向きました。
引退させて種牡馬パラメータを見てみます。
距離適性「2000~2400m」とは、先ほどの馬よりスピードもスタミナも低いですね。他のパラメータも気性以外は平凡ですし。残念。
「スピード」+「落ち着き」で9月1週入厩の仔
その後、生産を続けて目に留まったのは、「スピード」と「落ち着き」をコメントされた9月1週入厩の仔。この入厩時期の遅さで「スピード」コメントが出るとは、かなりスピードがありそうです。
案の定、3歳時からけっこう印を獲ります。
レースは無難に勝利。引退させて種牡馬パラメータを確認します。
距離適性「1000m~」と、最高クラスのスピードでした。スタミナは最低ですが。やっぱりスピードがあり過ぎるとスタミナを削られるんですかね。
まあこの仔がいちばん育成を楽しめそうなので、この仔を育てることにしました。
ということで、改めて育成開始です。最近は手動調教を織り交ぜて育てています。
能力UP重視で芝とダート中心。それとパワーを鍛えるために坂路です。これで、おまかせ育成のときより一段早く成長する感じです。
よくよく調教効果を見ると、どの調教も疲労の溜まり具合は同じで、芝とダートは故障確率が高いだけのようですね。実際に芝やダートで故障した例は(二日追いしない限り)ほぼ見たことがないので、気にせず芝とダートをガンガン使っています。
ただ、NHKマイルCでスタミナが足りず惨敗。調教がちょっとスピードに偏り過ぎましたか。
スタミナがほとんどない馬でも、ダート調教はそれなりにしっかりやっておかないとダメなんですね。反省点です。
その後はどんどん成長して短距離路線で快進撃。4歳になるとマイル戦でもしっかり勝てるようになります。
2000mの天皇賞(秋)も勝ちました。距離適性「1000~1200m」の短距離馬でもスタミナを鍛えればここまでは戦えますね。
結局6歳まで戦い、高松宮記念で勝ちっぷりが弱々しかったので引退としました。
種牡馬パラメータは試走のときと同じです。
前回に続いて今回もスピード馬の育成でした。今度はもう少しスタミナもある馬を育てたいところです。
スピードがあり過ぎてスタミナが削られるようなら、スピードをもう少し抑えた配合をしてみるのがいいのかもしれません。
※ 次回は3/1(月)公開予定です。
執筆者プロフィール
横井 顕(よこい・けん)
ゲームが趣味かつ仕事のフリーライター。1994年に『ダービースタリオンⅡ』の公式全国大会で優勝し、以後雑誌『競馬王』で“ダビスタ四天王”としてゲーム攻略記事を連載する。また『ダービースタリオンⅢ全書』(アスキー出版)をはじめシリーズ全般の攻略本制作にも参加。現在はNintendo Switch版の『ダービースタリオン』をプレイ中。